今日は白っぽい本を2冊読了。
(以下若干ネタバレ?)
1冊目は、石原加受子『「しつこい怒り」が消えてなくなる本』(すばる舎)。
丁度、何かで頭にきていた時に、サンヤツでみて、「どうやら売れているらしい」と図書館から取り寄せた本なのですが、正直、つまらなかった〜(失礼!!)
あくまで、ある程度閉ざされた集団内における「しつこい怒り」を、どう解消して、スムースな人間関係を再構築するか…そのためにはひと言で言えば「自分大好き♪」を軸にすえて振る舞おう…ということらしいのですが、今の自分には無用の書でした。
やっぱりこの手の本を読むには、タイミングが大事だよね(苦笑)
2冊目は小川裕夫『踏切天国』(秀和システム)。
「フィンガー5か??」というタイトルがインパクトありますよね(笑)
踏切というのは、安全上など、諸処の事情により減少の一途なのですが、そんな「踏切」のなかでも、ちょっと不思議なもの・面白いものを集めたのがこの本。
赤瀬川原平らを中心とする路上観察学会の視点にも相通じる、著者の温かい目が感じられます。
本の作りとしては、かなりチープですが(失敬!!)写真が豊富で、テツでなくてもかなり、気軽に手に取れます。
また、アクセス難易度が各踏切で評価されているのですが、このへんは牛山隆信の「秘境駅」の影響もあるのかな…と思ってみたり。
私も実際にみたり、渡ったりした踏切もいくつかあって、結構楽しめました。
個人的には、オススメの本です。
ところで私の周りでは、学術書などを「黒っぽい本」。コレに対して軽い本を「白っぽい本」というのですが、コレって一般的表現なのでしょうか…??