いよいよ泣いても笑っても最終話。


何故かタイプライターと、今回のロンドンでの大戦の第17次報告。

被害者の数が、アメリカ6万4300人。イギリスが371万8917人ということなのですが、イギリスの被害者数、およそロンドンの人口の半分じゃないですか!!

あの戦いの凄まじさが伝わってきますが、ここには十字軍やイスカリオテなどヴァチカン勢の被害者数がふくまれていないようです。国際的に見て、あの十字軍はなかったことにしないと、さすがにまずいということでしょうか…レポートに目を通していた人物、実はアイランズ卿のひ孫であり、ロブ・ウォルシュはくそじじいしていて…あの戦争から30年が経過していることが明らかに!!

さらにさらに剣撃のけいこでは、ついに五十路だけどさらさらロングのインテグラが登場です。

(シワシワしてるけど、体はしまってるのがびっくり!!)

そしてやっぱり13課も存続しておりまして、しかもHELLSING本部までデバって来ています。

警護役らしいハインケルは30年前と比べて顔の傷はそのままですが、ふけたカンジはないですし、ウォルターに切断された手足は復元しているところから見ると、アンデルセン同様、リジェネレーターを施したということなのでしょうか?

あ、ちなみにセラスは吸血鬼なので今も昔もぴちぴちのぱっつんぱっつんです。

それにしてもこの13課機関長、間久部ですか!!

(日本人??マ・クベ??)


ちなみに邸内の警備、ザルかと思いきや、この機関長が壁をボコると、びっくり「痛えだろ 何しやがる!!」って!!(爆)

まぁ、文句言ってくるだけでは警備になっているのかどうか、今ひとつナゾですが、どうやらセラスの影が屋敷をまるごと包んでいるんだそうです。言葉遣いから、どうやら隊長しっかりこき使われている御様子。


それでもハインケルと機関長の命と引き換えに円卓のメンバー半分は殺せると、ハインケルはいうのですが、今はそのときではないと言うことで…ヴァチカンこっそり健在です。


あのペンウッド卿の孫もやっぱり円卓のメンバーを継いでいるようで…しかもインテグラのおねだりをのむ役まで、しっかり受け継いでいました。

インテグラが語る、ロンドンのあの夜のペンウッド卿の活躍ぶりはだれだって信じる分けないのですが(笑)公的にはペンウッド卿がイギリスを救ったということになっているのかもしれません。


ちなみにこの王立国教騎士団としてのヘルシングはインテグラ亡き後は、解体し政府主導の国家機関にその任を担ってもらおうということらしいのです。(こんな機関を国で…というのはどうよ?と思わなくもないですが…)

ここで、インテグラ、最近自分の「老い」を感じずには居れない様子が語られるのですが、セラスとの掛け合いを見ていると、その年月の間、セラスのおかげで救われているところが多分にあるように思えます。


それにしてもあれから30年。インテグラはアーカードの帰陣をまちつづけ、屋敷に棺とあの魔法陣を保管していると言う…ん~けなげぢゃ♪


ということで、もうすこしひっぱります(笑)

HELLSING10巻第10話 −1 

11/06/18


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