アーカードのオーダーのオーダーにこたえて、ついにインテグラは2巻第4話そのままに「見敵必殺」を命じます。
ウォルターさんはインテグラにとっては肉親以上に時を一緒に過ごしてきた人間である事を思えば、このオーダーこそ、自分のすべてをなげうってでた、まさに「闘争の契約」。
この場にいたウォーモンガーたちは、敵味方の区別無く大喜びです。
少佐も(いつ言ったかは記憶が定かではないのですが)「戦争処女(アマチュア)」といったことをわびて、「私の大事な素敵な宿敵」とインテグラを認め、帰還をトラファルガー広場に着陸させます。
それにしてもこのときにオベリスクぶっ倒して、ネルソンさん逆さまですよ(苦笑)ホントやる事が派手です。
そしていよいよ最終ステージがオープン♪
シュレディンガーのセリフ
Seien Sie herzlich will Kommen!!
das Dritte Reich!!
「das Dritte Reich」は(おそらく「Das Dritte Reich」が正しいのではないでしょうか?)第三帝国のこと。
「第三帝国へ心より歓迎いたします!!」くらいの意味のようですね。
これを受けて、ヘルシングはインテグラとセラス組と、アーカードvsウォルター組に分割されます。
セラスのウォルターへの別れ際の言葉は、とっても場違いですが、でもこれまでに築いてきた絆を反古にせず未来の存在を信じるその言葉は、ウォルターにとって本当に救いひと言だったと思います。
一方インテグラは振り返りもせず「死ね!!」というのですが、ウォルターにとっては寂しくもありますが、前をむいてあゆむ姐御に、きっと胸を熱くしたに違いないと!!!
というわけで、インテグラ、シュレディンガーの頭吹っ飛ばして「コール」を宣言。セラスを伴い、少佐の元を目指します。