ふたたびロンドン。
大尉のフルフルを見て、頬を打ち抜いたのは「ウォルターの邪魔をするな」という事なのかとハインケルも理解します。
しかも応急セットをよこされて、ハインケルのプライドズタズタ・大ショック。
由美江は胴体切断されてとっくに絶命しているのをみて、ますます激怒。
ウォルターさん「糞執事」よばわりされてます。
(それにしても大尉がよこした応急セットで、顔をゆるゆるぐるぐる巻にしただけじゃ、止血にもならないですよね〜)
同じ頃、アーカードはウォルターさんに背を向けてペタンコずわり・戦闘モード完全に切れちゃってます。
本当にただアーカードを倒したいだけなら、背後からでも攻撃すればいいはずなのですが、そうしないところがいかにも執事です。
アーカードはと言うと、インテグラにオーダーをオーダー。3巻第4話のセリフがここでそのまま繰り返されます。
ギャラリーの「言え!! 言え!!」のなか、とどめはウォルターさんの「言いなさい!!」「言うのです!!お嬢様!!」という言葉。
執事、反逆に出ていますが、「インテグラへの思いは何も変わっていないんだなぁ」と、感じさせるいいセリフです。
そして「ウォルターさんがインテグラに『命令』したのはきっとこの時が最初で最後だったんだろうなぁ」と思うと、うるっと…涙が…
(つづく)