死の河がはじまり、戦局は一変。

ただただ、そこには「死」あるのみ。

少佐は「死が起きている!!」とおおよろこび。

ドクは「いいなあ!!これ!!欲しい!!素晴らしい!!」とマッドサイエンティストらしいご発言。

そしてついに、ヒゲの旦那(ヴラド3世)登場です。

(いや〜この見開きは、惚れますよ…笑)

ヒゲ旦那がマントを翻すと、堰を切ったように死の河が激しく流れ出します。

「天も無く 地も無く」に続く文章は、そこに生の意味の一切を認めていないかのようです。

「人間は一本の葦にすぎない。」といったのはパスカルですが、「人間は歩き回る陽炎に過ぎない」というのはヒラコーオリジナルでしょうか?

それにしても、中世から、ホテル・リオで食べちゃった人まで…本当に「死の河」凄まじいです。

こんな地獄の中、ついにマクスウェルも地に落ちます。

車に乗っていて、ガラス越しにべたべたくるのは、ゾンビ映画の定番のシーンですが、ひやっとしたマクスウェルも「硬化テクタイト*複合の強化ガラス」で安全と思ったのもつかの間、そのまもりをアンデルセンが破ります。

あとはよってたかって、やられ放題。

それまで散々よびすてだったのに、最後には「先生!!」とすがるような思いで助けを求めるのですが、その願いもむなしく串刺しです。

そのころ、そんなまわりの地獄絵図をよそに、串刺しの死体の林の中でインテグラと下僕なアーカードが再会しておりました…


*硬化テクタイトってたしか松本零士作品でよくでてきますよね。


ところで本日のイラストはギンナン小僧です。

今から焼いてたべるです〜♪


  (更新)Gardenに4月20日までのイラスト整理。

HELLSING 8巻第3話

11/04/21


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