今回は、第2話の死の河の中身についての補足。
まず、アーカードが開放した死の河から、わいてでてきた「イエニ=チェリ軍団」。世界史さぼりまくってた私なので、名前を聞いてもピンと来なかったので、ちょっとメモメモです(苦笑)
「イエニ=チェリ」とはもともと「新しい部隊」の意味で、オスマン軍を代表する歩兵精鋭部隊のことをさします。
新兵確保のため15世紀以降「デウシルメ」というシステムを採用する事で強力な軍隊を形成するに至ります。
この制度は、キリスト教徒の少年を徴用してきて、イスラム教に改宗させてから教育・訓練を施した後に、イエニ=チェリに配属するというものです。
特に賢い子はトプカピ宮殿で小姓として英才教育を施され、残りは農場で教育をうけていたようです。
(なので、死の河の彼らもその大半は元々イスラム教徒ではなかったという事です。)
そして各人はオルタとよばれる連隊に所属し、同胞意識がとても強い軍隊だったようです。
ちなみにイエニ=チェリ軍団は階級名がちょっと独特で、多くの階級には
料理(調理)にちなんだ名前がついていたそうです。たとえば…
大佐=チョルバシ(スープ職人頭)
補給係将校=アシチ・バシ(調理人頭)
…と言ったカンジ。
HELLSINGでは戦鍋旗をかかげていますが、とくにルビにある「カザン」が具体的にどういうものだったのか、現時点では調べがついていませんが、「同じ釜の飯を食った仲間」的なオルタの軍旗として、鍋をかかげたそうで、鍋と、あの独特の帽子(白いフェルト製)と、おヒゲが彼らの目印です。
そしてワラキア公国軍。
コチラは要するに、アーカード(ヴラド3世)の軍なのですが、味方まで喰っちゃってたんですね〜汗
マクスウェルが「W」の軍旗を見て、血相変えていましたがWallachiaの「W」という事なのでしょうか?でもこちらはウィキによると英語表記。
ルーマニア語ならValahiaとなるようなので、「V」のほうがふさわしいかとも思うのですが…??
ところでいつも管理人はヘンテコイラストばかり描いてますが、本日のイラストは、プリン星の王子様です。平民(?)とちがって、ホイップとチェリー付き。夕方に久しぶりにおじゃる丸見てたら、プリン美味しそうだったもので…汗
(更新)くましょこ Top絵、老執事に模様替え。
日記を一部、くましょこに仮格納。
(現在、リンクが上手くいっていないところが
ちらちらあります。修正までもう少々お待ち下さいませ)