今日は節分。
例年通り、本を読みながら大豆を炒ってました。
「福豆」等の名前で、お店で売られている節分用のお豆はなんだか歯ごたえも味も物足りなくて、乾物屋で大豆を買ってきて、家で一番分厚いフライパンでカラカラと…
なんだかんだと結構時間がかかるので、いざまこうとすると、ついついケチっちゃう(笑)
今年は玄関と、居間から、ぱらりぱらり。
コレじゃ鬼だって、痛くもかゆくもないかもしれません。
ところで本日、豆を炒りながら読んだのはINAX出版の『レプリカ』と、ガース・ニクスの『王国への鍵』の最終巻。
(以下若干ネタバレ〜)
『レプリカ』は美術界や、博物館、骨董におけるレプリカの意義を文章で解説しつつ、絵巻物や、土器など様々な資料ののレプリカ製作の「職人技」を写真で解説しています。
比較的ボリュームの小さい本ですが、良書。
『王国への鍵』は、個人的には『古王国記』の続編が出るまでの私のガース・ニクス欲を満たすもの。
7人の管財人を相手にすることで、創世記の7日間をさかのぼって、ラストにもっていく構成は非常におもしろかったのですが、プライミーの最後の告白がちょっと淡白な印象で、物語のパワーが物足りないかも。
(スージー・トルコブルーのラストが一番よかったかもです。)