今日も雨!
というわけで、「怪談レストランシリーズ」のなかの『百物語レストラン』と「ぼくらシリーズ」の『ぼくらのミステリー列車』読了。
「怪談レストランシリーズ」というのはちまたで人気があるらしいとは知っていたのですが、未読だったためとりあえず1冊拾い読み。
松谷みよ子責任編集の子供向けの短いけれど、ちょっぴり怖いお話集。
とはいえ、沖縄戦なども踏まえたお話もあり、子供むけとはいえ、そうそう馬鹿に出来ない内容でした。
そして、『ぼくらのミステリー列車』。
シリーズ当初中学校1年だった「ぼくら」も、早いもので高校2年生。
8月にみんなで行き先を決めない、鈍行の旅に出るのですが…
なぜに青春18きっぷをつかわないんだ!!!
本作品発表当時はまだ、青春18きっぷも5枚をばらしてつかえたはず。
鈍行の旅ならコレを使わない手は無いはずで、作中時刻表をめくる彼らの旅のリアリティがこの点で、ぐっとそがれていると思う人は少なくないと思うのですが…
こんな具合で、ぶつぶつ言いながら児童書よみつつ、井上裕・浩子『ヨーロッパの町と村そのデザイン,アメニティ・プランニング』(グラフィック社)やら『鹿鳴館の建築家ジョサイア・コンドル展』の増補改訂版図録をながめているので、このところイラストも建物になっております。
でもコレって「素材」としての需要があるのかどうかは、とっても疑問です〜(苦笑)
(更新)Gardenに1月20日までのイラスト整理。