ついにとどめです。
第1話で隊長の左手が大尉の胸に!!と思ったら、右手になってますが、そんなことはこの際スルー(笑)
隊長のお下品ジェスチャー付きのキメ台詞とともに、大尉は倒れ、「楽しい夢を見た子供の様」な笑顔のうちに炎に包まれます。
それにしても隊長の声はおそらく実体化していないときは、セラスにしか聞こえてないのでしょうが、セラスは隊長に対して、声に出して返事してる模様。
端からみてると、ちょっとセラスヘンかも…苦笑
ともかく、彼らの万願成就の一夜の夢を終わらせるべく、セラスは少佐のもとへ移動開始!!
一方、セラスと別れてからインテグラは司令室へと一足先に向かっていまたはずなのですが…まだたどり着いてなかった!!!
4巻第7話のシュレディンガーじゃないですが、「遅ーい」です。
従僕(アーカード)はかなり腰が重いですが、主(インテグラ)も重かった!!
こんな時でも、走らないところが大物と言うか、なんと申しましょうか…
それともセラスと大尉の対戦、実はほんの短い時間だったと言うことなのでしょうか…汗
ここでようやく少佐とインテグラがじかにご対面です。
少佐はとっても嬉しそう♪
インテグラはと言うと、いきなりぶっぱなしーの、きりつけーのしております。
そしていよいよここで、「1989年以来のお話」が披露が開始されます。
ここでいう1989年は、おそらくブラムストーカー版の年代設定を1989年とした上でのお話。つまり、初代ヘルシングによってドラキュラ伯爵が倒されて以来のアーカードのピンチということです。
「吸血鬼アーカードが消えてなくなってしまう」という少佐の言葉に動揺を隠しきれないインテグラを目の当たりにしている少佐は、きっと至福だったにちがいないっ!!(爆)
そしてここでシュレディンガー登場。
短剣で自らの首を落として、アーカードへ向かって流れる血の流れに身を投じます。
ところで余談ですが、ヒトラーユーゲントなシュレディンガーですが、この時の短剣はユーゲントナイフではありません。
(ユーゲントナイフと形が異なりますし、ちなみにこちらの銘はBlut und Ehre 「ブルート ウント エーレ」=「血と名誉」)
よく見ると、形からしてSS短剣みたいです。ブレードに刻まれている銘もSSのモットー、「忠誠こそ我が名誉(Meine Ehre heißt Treue)」です。この食い違いの意味はちょっと不明…
そのころ食い放題状態の幼女なアーカードですが、ラスト、おそらく少佐が「いや お前の負けだアーカード」といったところで、ひとまずおしまい。
(この「いや」の右に「否」って…よみがなというか、読み漢字??…意味不明)
それにしても自分で首を切るって、見ているこっちが「いててー」ですが、このシーン思わず、大友克洋の『童夢』おもいだしちゃいましたよー。(あ、でも「いててー」では『童夢』のほうが上かも…)