今日はミシンかけの合間に『マトリョーシカ大図鑑』という本ををぺらぺら眺めてみたり、読んでみたりしました。
(以下ネタバレにつきご注意!!)
いろいろなデザインのマトリョーシカの写真も楽しいのですが、マトリョーシカが19世紀末に日本の民芸品(入れ子の福禄寿の人形)がもとになって、生み出されたらしいという話は、なかなか興味深かったです。
ウィキにもマトリョーシカの起源についてはいくつか説をあげられているのですが、私はてっきりイースターエッグの流れを汲むと思っていたので、目からウロコでした!!
しかも「マトリョーシカ」の「シカ」は名前の愛称形でマトリョーシカは
「マトリョーナちゃん」の意味だというのも初耳!!
かなり楽しい本なのでおすすめです。
それにしてもこの著者…「どこかでみたな〜」とおもったら、昔、盆栽のコスプレしてリヤカーひいて東海道を、宿場ごとに盆栽をプレゼントしながら旅したパフォーマンスを本にまとめた前衛アーティストさんでありました。
子供向けの月刊誌にあるまじき程の前衛っぷりに、読んだ当時のけぞった記憶がありますが、『マトリョーシカ大図鑑』の巻末にそえられている、ロシアを行く著者の近影を見ると、ふつーのかっこで、ちょっと個人的にはがっかりでした(笑)