今読んでいる本のタイトル。
HELLSINGの精読にあたって、いろいろ本を拾い読みしているわけですが、まさかこんなところに行き着くとは…汗
最寄りの図書館になかったので、予約して取り寄せたものの、実際に手に取った瞬間「あ〜むちゃくちゃむずかしそう…」と言う雰囲気ありありの装丁に、かなりあせりました。
「それでもせっかく取り寄せたんだし…」とぺらりぺらり。
まだ読んでいる途中ですが、この本、かなり面白いです。
始まってそうそう、戦争が今や集団戦争になっていることなどをふまえて
「群衆は、自らの動物的な力と情熱との最大限に強烈な感覚を、自ら体験することを願い、この目的のためなら、群衆はどんな社会的な口実や要求でも、喜んで利用するであろう。」(文献p15)
…これですよ。
少佐の言葉がよみがえりますよ。
もう、脳内では「群衆」が「人でなし」に自動変換されてますよ(爆)
ナチスドイツによる「水晶の夜」を契機にイギリスへ亡命したユダヤ人である著者の文章なのですが、論はキリスト教における最後の審判の意味など多岐にわたっていて、HELLSINGスキーな脳には、ど真ん中じゃないかと、勝手に思っております。
上下2巻のちょっとボリュームのある本ですが、がんばってちまちま読もうと思います。
まだ私も読み始めたばかりですけど、フライングしてでも(笑)オススメ本です。