週末映画見ました。
細川貂々のコミックエッセイ「ツレがうつになりまして」の映画版です。
(以下若干ネタバレかもしれませんので、ご注意を!!)
ひと言で言えば、本作品は宮﨑あおいの映画でした。
後半いささか冗長でしたが、まぁ、フラッと立ち寄って見るにはてごろな作品です。(でもホントにうつ病を患っていらっしゃる方には、すすめていいものか迷うトコロ。)
原作には無いエピソードも挟まれて、うつ病が原因でヒトが自殺した場合、自殺したヒトは勿論ですが、そんな相手に対して何もしてやれなかったヒトの苦しみもさらっと描かれています。
ただし、主人公がツレがうつ病になる事をきっかけに変化していく姿を見ていると、この作品が描いているのは単にうつ病についてではなく、もっと普遍的な「夫婦の物語」なのだろうと思いました。
そして、そんな夫婦の間にどっしりかまえたイグが、実は一番のキーパーソン(?)なのかもしれません。