リップヴァーンをはりつけにしたまま、アーカードはお食事中。
それにしても、まず床の血からなめるというのは、「トーストは耳からたべる」とか「外堀から攻める」みたいな…?(苦笑)
そうしてようやく首にかぶりついたころ、シュレディンガーが少佐の使いで現れます。「作戦は成功だ完全に」ということばで、リップヴァーンも命令の時刻が、本隊との合流時刻ではないこと、最初から自分が捨て駒だったことを知らされるわけです。(どこまでも不憫な子…涙)
そしてつづけて、アーカードが単に一人の吸血鬼ではなく、「死の河」であることが述べられます。(「死の河」が如何なるものかは後々あきらかになるのでここでは省略)
ドクはリップヴァーンを焼こうとするのですが、任務を完全に果たしたとして少佐は焼くことを許さず、全員傾注。
(ただし、前回述べた通りアーカードのリップヴァーンに対する吸血を強姦とみなすなら、やはりどこまでもエロいエピソードに思えてしまいます。)
アーカードはお食事終了で、豪快に笑っているのですが、そのころ少佐はロンドンの灯を目視。実は飛行船団はアーカードのいないロンドンに向かっていたことが明らかになったところで、リップヴァーン編終幕。
それにしても「大英帝国の崩壊」に「ブロークンイングリッシュ」のルビをふるなんて、それこそ正に「broken English」(非英語圏の人が使うへんな英語)ですよね。正真正銘のブロークンイングリッシュみたのは、きっとHELLSINGがはじめてだな(笑)
(更新)Gardenに20日までのイラスト整理。