7月1日の日記、うかんるりメモのあと、まだちょっと気になっていたので、図書館でさらに本を手配。(漁らずには居れんのです)
今日手元に届きました。
以下管理人の個人的メモにつき、興味のない方はスミマセン。
とりあえず岩波文庫『竹取物語』阪倉篤義 校訂(1970)をぺらぺらり。
前回あげた『日本古典文学大系 9 竹取物語』阪倉篤義 他校注 岩波書店(1977)より、発行は古いのにちょっとびっくり。
で、主語の問題は阪倉はやはり解釈B(名前を聞いたのは皇子、答えたのは女)なのだけれど、
「この女」は、「山の中に入りぬ」の主語。「問ふ」の主語は話者で、「問ふに」の気持ちでしたへつづく。
ということで、『日本古典文学大系』の注とはちょっと印象が違います。
話には聞いていたのですが、同じ岩波書店から出ている同じ阪倉の本なのですが…
ウィキによれば1994年に亡くなっているそうなので、今となってはそこのところ、どうなっているのか聞くことが出来ないのが残念です。
もうちょっと本、漁れば分かるのか???
とりあえず、『竹取物語』しばらくたのしめそうです。
ところで本日のイラストは「楽しいお話をしているところ」の図です。
もしよろしければどーぞ。
後日、背景色を抜いたものもUPする予定です。