今日、北杜夫氏の訃報を知りました。
高校の頃にご本人の学生時代の想い出が下敷きとなっている、作品群を読みあさったり、『楡家の人々』にもちょっと手を出してから、トーマス・マンに手を伸ばして、『魔の山』でこけた恥ずかしい経験が大昔にありまして、今回のニュースはちょっとショック。
ご冥福をお祈りいたします。
「マンボウシリーズ」が有名な北杜夫ですが、このマンボウ、言わずと知れたあのノホホ〜んなお魚です。
前に手にした本では、マンボウは海流に逆らうほどの泳力をもたず、ただただ、ただよっているだけなので、実はプランクトンに分類されるのだ…という内容を読んだことがあるのですが、ウィキによると、どうも最近は「じつはおよげるぞ」みたいなことになっているようで、びっくりしました。
「マンボウはプランクトン」というネタ(?)は実は結構気に入っていたんですよね〜。
ちょっとがっかりでもあります。